Essay [Concepts under construction]

【連載エッセイ】

概念工事中

長野智夫


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■2002/6/11 【実は…】
先週は臨時会議でおしていたので本紹介は延期。今週になって『絵画の読み方』を紹介。
でも気持ちが下降気味だったので、今回は原稿をそのまま読むという形にした。パスは3回までで、もう2回使ってしまっているんです。
実は会社で毎年、一人ずつ「今年の目標(仕事以外)」というのを設定する行事をやっていて、僕の今年の目標がコレなんです。
達成できないと、罰ゲームがあります。今年の罰ゲームは、ゲテモノ料理食いです。
今まで読んだ本の見直し、編集をやるにはいいんですが、新しい本が落ち着いて読めないのがツライ。
今年は理論を考えて、来年はもっと小説を読もうかと思ってます。
あこがれるのは、バックミンスター・フラーとか、杉浦康平です。
理屈と実践が、スッと通っている人。
でもゲームはそういう意味で言うと、やっぱりデザインではなくて創作に近いんですよね。
いかにやるか?よりも何をやるか?をひねり出さなくてはいけない。

■2002/6/16 【すっかり読書日記化】
明日は『イメージ生産の技術』を紹介する予定で、原稿を書こうと思っているのだが、なんか難しい。
これはイメージの発想法の本で、その手法は基本的に「情報の変換」だ。
地図じゃないものを地図にしてみたり、吹き出しをつけて何かをしゃべらせてみたり、お酒のボトルに貼って味を想像してみたりという感じ。
そのほか、以前にも少し触れたが、読書論や参考図書などが載っている。
たぶんゲームでも、こういう発想法は使えるのではないかと思うのだが、そういう手法を工夫できていないし…う〜ん。
そういえば、この本に紹介されていた磯崎新の『建築の解体』という本、ずっと前に買ってそのままになっていたのだが、ちょっと読んでみたら、これは面白そうな予感。
この鹿島出版会の磯崎新シリーズは他にもたくさん出ているのだが、装丁とタイトルがすごくカッコ良いので前から気になっていた。
『神の似姿』とか…カッコよくないですか?

■2002/6/19 【カーニバルをひらこう!】
生まれて初めて、自分が携わったゲームのTVCMが流れている。
楽しいなあ…(笑)。
でも実物よりCMの方がなぜか楽しそうに見えるのが問題だなあ…(笑)。
すいません。今日は自慢日記でした。


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 日本偽現実工学会会報 [The Bulletin of Japanese Fake Reality Engineering Society]
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