Essay [Concepts under construction]

【連載エッセイ】

概念工事中

長野智夫


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■2002/11/20 【それでも地球はまわる】
バブル崩壊で、映像業界なんかは直撃を受けたみたいなのですが、ゲーム業界はあまり影響を受けなかったのではないかと思います。
ちょうど3DOやサターンやプレイステーションなんかが出て、「3D化」という見た目にもわかりやすくて新しい世界が拓け、大衆の目を引くことができたからでしょう。
で、それも一段落し、ゲーム業界には昨年ごろからバブル崩壊の余波がじわじわと現れてきたわけです。たぶん。
国内ではソフトが売れず、大手は海外展開を最初から考えてモノを作るようになりました。
そうやって今までの売れ数をトータル的に確保しています。
そういう対策を取りづらい中堅どころは青息吐息で、特定のハードメーカーの庇護の下についたり、大手の下請けになったりしている。
小規模なところも厳しくて、パチンコ産業と結びついたり、廃業したりしている。携帯コンテンツもありますが、これは供給過剰でかなり厳しいみたいです。

僕らのところはまあなんとか、細々と(笑)。
先日の企画はなんとか、さらに偉い人プレゼンにGO!というところまでこぎつけました。
これが通ればまた1年くらい延命できるぜ!みたいな(笑)。


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 日本偽現実工学会会報 [The Bulletin of Japanese Fake Reality Engineering Society]
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