＜企画概要＞

• カーナビなどで使われる、ＧＰＳ（Global Positionning System)を搭載した携帯用ゲームの企画です。

• ターゲット層は、主に小学生から中学生。

  　
  

＜基本システム＞

• 魔法によってモンスターを“召喚”し、戦わせるというのが基本。

• “召喚”を行うと、プレイヤーの現在位置がＧＰＳによって測定され、その結果によって召喚されるモンスターが決定されます。
  これにより、現実の地理的情報をゲーム内に取り入れることができ、関東にしか現れないモンスターや関西にしか現れないモンスターなどの、今までに無いゲーム性が実現できます。

• さらに、通信による対戦機能、モンスターの交換機能などにより、プレイヤー間のコミュニケーションを促進させ、ユーザー数の拡大をはかることができます。

  　
  

＜本企画のねらい＞

• プレイヤーの住んでいる場所によって出現するモンスターが変わるので、モンスターの価値が地域によって違ってきます。これにより、全国規模でモンスター交換を白熱させることができます。
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  (十年前に小学生の噂ネットワークが話題になったが、このとき既に塾による学区を超えたつながりが全国規模で形成されていた。モンスターの交換にもこのネットワークが利用されると考えられる）

• 現実に移動することがゲーム性の一つになっており、塾に行く途中で召喚したり、休日に友達と少し遠出をして召喚といった、ゲームを軸にしたコミュニケーションツールとしての利用が期待できます。
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  （現在、スタンドアローンでの遊びというものは面白くなく、個人的想像力のみに頼った“ゲーム作品”の魅力は小さくしぼんでいる。ポケモン・格闘ゲームなどがそうだが、そのものを軸にコミュニケーションが広がってゆくようになっていることが重要。）