情報提示技術


ユーザーとコンピューターとのインタラクションには次のような技術が使われます。

■オーバーレイ
バーチャルリアリティーの技術ではよく、ヘッドマウンテッド・ディスプレイという視野を全て覆う形のモニターが使われますが、拡張現実感の技術では透過型ディスプレイを用いることがあります。現実の風景の上にコンピューター側の映像を重ね合わせて表示することで、実際には見えないものや補足的な情報などを、状況に対応させてユーザーに提示することができます。

■マルチモダリティ
情報提示には、視覚情報の他にも音やバイブレーターなどの触覚デバイス等、様々な方法あります。またユーザーからの情報入力にも、キーボードやポインティングデバイスに加え、音声や身振りなどいろいろな方法があります。これらを組み合わせて使うことで、より多様で的確な情報提示を行うことができます。


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