情報認識技術
現実の情報をサンプリングして、コンピューターに入力するための技術です。
これにより、現実の情報とコンピューター内の情報を対応させることができ、現実世界の情報的な拡張を行うことができるようになります。
■ID認識
現実の物に識別用の装置を貼り付け、機械による認識を容易にするという技術です。
その最も代表的なものがバーコードです。その他にも、電磁誘導方式による非接触の認識タグやICカードなどがあります。
→無線ICタグ(RFID) とは?
■位置認識
現実の空間とコンピューター内の情報空間の対応付けを行うための技術です。
最も代表的なものがカーナビなどで使われているGPSです。その他にも、慣性航法装置や、室内などの狭い範囲で用いられる磁気センサーやジャイロセンサーなどがあります。
■時間認識
現実の時間とコンピュータ内の時間の対応付けを行うための技術です。
コンピューターは基本的に内部クロックのカウントによって時間を計ることができるので、これはごく当たり前に行われています。しかし、家庭用ゲームマシンや、ゲームソフトのROMカートリッジに時計が内蔵されるようになったのは最近のことです。
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